先日、株式会社ひらまつから株主優待カードと案内冊子が届きました。
グレーの台紙に包まれたシルバーのカードは、控えめながらも品のある佇まいです。まるで“上質な日常への入り口”のような印象を受けました。
株主優待の条件と内容
ひらまつの株主優待は、毎年「3月末」と「9月末」の権利確定日に100株以上を保有している株主に対して発行されます。私は100株保有の株主なので、今回届いたのは「シルバーカード」。
このカードを提示することで、以下のサービスが10%割引で利用できます。
- ひらまつが運営するレストランでの飲食代
- ホテル宿泊代
- 婚礼飲食代(※割引率は一律10%)
- ひらまつオンラインでのワイン購入
有効期間は「2025年7月1日~12月31日」。半年間、ひらまつの空間を少しだけ“自分の場所”として楽しめる時間が始まります。

利用方法のポイント
優待を利用する際には、いくつかの注意点があります。
- 予約時に優待カード利用の旨を伝える
- 利用当日は必ずカードを持参し、本人が提示すること
- 他の割引やサービスとの併用は不可
- 公式サイト以外の予約サイトや旅行代理店経由の予約は対象外
- パーティー(20名以上)での利用は割引対象外
- カードは本人のみ利用可能。譲渡・貸与は不可
こうしたルールの中にも、「株主との誠実な関係を大切にしたい」という企業の姿勢が感じられます。

ひらまつとの“感性のつながり”
ひらまつは、単なる飲食業ではなく、“美食と空間”を通じて感性を育む企業だと感じています。
株主優待を通じて、企業の哲学やサービスの質に触れることができるのは、数字だけでは語れない投資の喜びです。
でも、正直に言えば──
ひらまつが展開する店舗は、どれも格式高く、洗練された空間ばかり。
代官山ASOやホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドなど、どこも魅力的で、ぜひ一度は訪れてみたいと思うのですが……
実際には、気軽に足を運べる価格帯ではありません。
10%の割引があるとはいえ、私にとっては“憧れの世界”であり、“現実の選択肢”とは少し距離があるのも事実です。
それでも、このカードを手にしたことで、「いつか行ってみたい」という気持ちが芽生えました。
それは、投資を通じて企業と感性でつながる、もうひとつの価値だと思っています。
憧れを抱えつつ株式を保有する
今すぐに利用する予定はないかもしれません。
でも、ひらまつの優待カードは、私にとって“未来の贅沢”への小さな約束のような存在です。
いつか、特別な日にこのカードを使って、ひらまつの世界を味わってみたい──
そんな想いを胸に、これからも株式の保有を続けていきたいと思います。
