先日、大庄の配当金と株主優待を受け取りました。これは、私の投資戦略の一部であり、企業の業績を分析しながら、実際の生活にも活かせる楽しみの一つです。今回は、大庄という企業の概要や事業ポートフォリオ、株価指標について整理しながら、株主優待の魅力についてまとめます。
株式会社大庄とは?
大庄は、居酒屋「庄や」や寿司店「築地日本海」などを展開する飲食業界の企業です。1968年創業以来、多様な業態を拡大しながら、食品卸売や不動産事業など、飲食業の枠を超えた成長を遂げています。
基本情報
- 証券コード:9979
- 本社所在地:東京都大田区
- 店舗数:直営243店舗、FC87店舗(合計330店舗)
- 業績(2024年8月期):売上高50,586百万円
大庄の事業ポートフォリオ
大庄は、以下のように多角的な事業展開を行っています。
事業セグメント | 概要 |
---|---|
飲食事業 | 「庄や」「日本海庄や」などの居酒屋や寿司店、カフェを運営。 |
卸売・ロジスティクス事業 | 食材の卸売や物流センター運営を通じた飲食業サポート。 |
不動産事業 | 店舗用地の確保や賃貸収入を得る収益モデル。 |
FC・VC事業 | フランチャイズやボランタリーチェーン加盟店へのサポート。 |
その他事業 | 「MIYABI」ブランドのパン製造・販売など新規飲食関連事業。 |
卸売・ロジスティクス事業の拡大が目立ち、今後の成長ポイントとして注目されています。
2025年5月28日時点の株価指標
大庄の最新の株価指標を整理すると、以下のようになります。
指標 | 数値 |
---|---|
PER(株価収益率) | 20.02倍 |
PBR(株価純資産倍率) | 2.27倍 |
配当性向 | 24.90% |
PERはやや高めで、株価が利益に対して割高な傾向があります。PBRも2倍以上であり、企業価値が市場で高く評価されていることがわかります。配当性向は25%未満で、安定した配当政策を維持しながら、企業の内部成長にも資金を回している印象です。
株式会社大庄の配当金情報
項目 | 数値 |
---|---|
1株当たり配当金(年間) | 14円 |
中間配当金 | 6円 |
期末配当金 | 8円 |
配当性向 | 24.90% |
配当性向が約25%と、利益の一部を安定して株主還元する方針ですね。 株主優待と合わせて、より魅力的な投資先として検討できそうです。
株主優待の活用
大庄の株主優待は、飲食券を提供する形になっており、株主としてお店を楽しめるのが魅力です。特に、季節の料理を味わうのに最適な優待券であり、食を通じた投資の楽しみを感じることができます。
以下が株主優待の内容です。
保有株数 | 優待内容 | 年間合計 |
---|---|---|
100~499株 | 500円分の優待飲食券×6枚(年2回) | 6,000円分 |
500~999株 | 500円分の優待飲食券×12枚(年2回) | 12,000円分 |
1,000株以上 | 500円分の優待飲食券×24枚(年2回) | 24,000円分 |
権利確定月は2月末・8月末の年2回で、発送時期は5月末と12月上旬です。
優待券は「庄や」「日本海庄や」「大庄水産」などの直営店で利用可能です。

今後の投資戦略
大庄の事業展開を見ながら、株主としての視点で以下のポイントを考えています。
- 業績の安定性:飲食業だけでなく、ロジスティクスや不動産事業など、安定した収益源を確保。
- 成長戦略:新業態や物流強化の動きが続いており、今後の収益拡大が期待できる。
- 株主優待と配当:優待の魅力を活かしながら、適切な配当政策の維持をチェック。
今後の動向を見ながら、引き続き投資戦略を練っていきたいと思います。
株主優待を活用したランチの楽しみ
私は、近場にある大庄の店舗でランチを楽しむ際に、優待券を活用しています。料理は美味しく、満足度が高いため、毎回利用するのが楽しみになっています。こうした実生活への還元が、私の投資スタイルの魅力のひとつです。
株主優待が魅力的なので、今後も株式を継続保有する予定です。飲食事業の業績や新しい展開にも注目しながら、株主として楽しんでいこうと思います。