三菱重工の配当と未来──技術がつなぐ社会との絆

投資

先日、三菱重工業株式会社から配当金通知が届きました。書類を整理しながら、企業との関係性や市場からの評価、そして未来への展望について考えました。

配当と株価指標(2025年8月22日時点)

項目内容
銘柄名三菱重工業株式会社
証券コード7011
株価3,821円
一株当たりの配当金24円(年間予想)
配当利回り約0.63%
PER(株価収益率)49.37倍
PBR(株価純資産倍率)約1.55倍

配当利回りは控えめですが、株価やPERの水準からは、長期的な成長期待や安定した事業基盤が評価されていることがうかがえます。


技術が支える多角的な事業展開

三菱重工業は、1884年創業の日本最大級の総合重工業メーカーです。陸・海・空・宇宙すべての分野に関わる製品を手がけており、社会インフラの根幹を担う存在です。

主な事業領域は以下の通りです。

  • エネルギー関連機器(原子力・火力・水素・風力など)
  • 航空宇宙(ロケット、航空機、宇宙関連技術)
  • 船舶・防衛機器(潜水艦、護衛艦、ミサイルなど)
  • 産業機械・交通システム(鉄道車両、モノレール、冷凍機、ETC)
  • 環境・社会インフラ(カーボンニュートラル技術、水素製造・輸送)

三菱重工は、川崎重工やIHIと並ぶ「日本三大重工業」の一角であり、事業規模・技術力ともに国内トップクラスです。

投資を通じて企業とのつながりを感じる

配当金を受け取るという行為は、単なる金銭的リターン以上の意味を持ちます。企業の未来に共感し、社会とのつながりを感じながら株主として関わること──それが私にとっての「生きた投資」です。

今後も、企業との距離感を大切にしながら、配当や優待を通じて「生きた投資」を続けていきたいと思います。
そして、技術がつなぐ社会との絆を、株主として見守っていきたいのです。

Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.
三菱重工の公式ウェブサイトです。三菱重工は、エネルギー・環境をはじめとする技術に立脚するものづくり企業として、全地球規模の多様なニーズに応え、人々の安心・安全で豊かな生活と確かな未来を提供していきます。