【配当と家紋の深い話】三井物産からの配当金とロゴの由来

投資

📬 配当金が届きました!

先日、三井物産株式会社から配当金が届きました。封筒を開けたときの嬉しさは、投資という行動が「実を結んだ」と感じられる瞬間のひとつです。

今回は「第106期」に対して、1株あたり 50円 の配当が支払われました。下記がその概要です。

項目内容
銘柄三井物産株式会社
第106期(2024年4月1日〜2025年3月31日)
支払確定日2025年6月18日
一株あたり配当金50円

こうして企業の成果が目に見える形で届けられるのは、投資家としての喜びでもあります。 そしてその封筒の中に、静かに印刷されていたロゴに、ふと目が止まりました。

🏯 「丸に井桁三」— 三井物産ロゴの意味と由来

三井物産のロゴは、三井家の家紋「丸に井桁三」に由来します。江戸時代の呉服店「越後屋」(後の三越)にそのルーツを持ち、三井高利の時代から受け継がれてきました。

  • 井桁:井戸の枠を示し、「命の源=水」を象徴
  • 中央の「三」:三井の「三」、また「天・地・人」のバランスを意味
  • 丸:円満・永続性・調和の象徴

このロゴは、単なる図案ではなく、三井グループの理念と歴史を凝縮したシンボルなのです。

🔄 ロゴの進化とグローバルブランド

2014年にはクリエイティブディレクター佐藤可士和氏の手により、現代的かつグローバルに通用するロゴへと再設計されました。

  • 社名表記:「MITSUI & CO.」に統一
  • 家紋の意匠をベースにしつつ、洗練されたタイポグラフィに刷新
  • 伝統と革新のバランスを象徴するビジュアルに

✍️ おわりに

配当という小さな便りがきっかけで、企業の歴史と美意識に触れる時間が生まれました。 投資の楽しみとは、数字だけでなく、背後にあるストーリーとの出会いでもあるのだと思います。

三井物産株式会社
グローバル総合力企業を目指し、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力を活かし、各種事業を多角的に展開します。 - 三井物産株式会社