累進配当×自己株式取得 ― 住友商事が長期保有に向く理由

投資

先日、住友商事から株式関係書類が届きました。安定した収益基盤と株主への誠実な還元姿勢に魅力を感じています。

企業ビジョン:「Enriching lives and the world.」の本質

住友商事は、社会に貢献しながら企業価値を高めることを使命としています。資源と非資源のバランスを重視し、景気変動にも強い体制を構築。


株主還元:配当+自己株取得の二本柱で応える

  • 累進配当方針を採用し、減配を避けつつ増配を追求
  • 年間配当金:140円(前期比+10円)
  • 自己株式取得:800億円上限で実施中
  • DOE(株主資本配当率)で安定配当を支える
  • 還元性向:40%以上を目標

▶️ 「還元されている」と実感できる姿勢は、長期保有の安心材料になります。


多角的事業の展開:収益の安定性を支える構造

第157期 連結純利益:5,619億円

主力セグメントの利益貢献:

  • エネルギー・インフラ:964億円
  • 資源:911億円
  • 都市開発:771億円
  • 鉄鋼:684億円

▶️ 事業は資源から都市開発、モビリティ、メディアまで幅広く展開。再生可能エネルギーやDXへの対応も積極的です。


株価指標と配当利回り:投資妙味のある水準

指標項目数値(2025年7月18日時点)
株価3,711円
PER(株価収益率)7.88倍
PBR(株価純資産倍率)0.97倍
配当利回り4.57%

▶️ 割安感のある指標と高い配当利回りは、インカムゲイン狙いの投資家にとって魅力的です。


結論:住友商事は長期保有に値する銘柄

企業としての安定性と、株主への力強い還元姿勢が住友商事の魅力。私は、配当収益を得ながら成長を見守るスタイルに、この銘柄が最も適していると感じています。今後も状況を注視しながら、信頼できる銘柄として保有を続けていきます。

住友商事
住友商事はさまざまな事業分野においてグローバルネットワークを活用した事業を展開している大手総合商社です。