先日、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)から株式関係書類が届きました。事業報告書を読みながら、改めてこの企業との“つながり”を感じる時間となりました。今回は、株主としての視点から、東京メトロの株式情報と事業活動について整理してみたいと思います。
📊 株式情報(2025年8月15日時点)
項目 | 内容 |
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銘柄名 | 東京地下鉄株式会社(東京メトロ) |
証券コード | 9023 |
株価 | ¥1,711 |
予想年間配当金 | ¥42(中間21円+期末21円) |
配当利回り | 約2.45% |
PER(株価収益率) | 17.2倍 |
PBR(株価純資産倍率) | 1.40倍 |
配当利回りは約2.45%。東証プライム平均とほぼ同水準で、安定した還元姿勢がうかがえます。PER・PBRも適度な水準で、公共インフラ企業としての信頼感と成長性のバランスが取れている印象です。
🏙️ 事業活動の全体像
東京メトロの事業は、鉄道だけにとどまりません。都市のライフラインとして、生活・ビジネス・環境の各分野で価値を創造しています。
🚇 鉄道事業
- 9路線中7路線で相互直通運転を実施し、都心と郊外をつなぐ輸送ネットワークを構築。
- ホームドアやバリアフリー設備、CBTC導入など、安全性と快適性を追求。
- 有楽町線・南北線の延伸計画も進行中。
🏢 都市・生活創造事業
- 駅周辺の不動産開発(オフィス・住宅・ホテル)を通じたまちづくり。
- 商業施設「Echika」「Metro pia」や売店「ローソンメトロス」の運営。
- PASMO対応店舗や「To Me CARD」など、駅利用者向けサービスの拡充。
📢 ビジネスサービス事業
- 駅構内広告、IT通信、ロボット教室、フィットネスなど多角的な展開。
🌍 海外・SDGs対応
- ベトナム・ハノイでの鉄道事業展開。
- 環境対策、災害対応、ダイバーシティ推進など、持続可能な社会への貢献。
💬 株主としての“つながり”を感じる瞬間
東京メトロの事業報告書を読むと、単なる数字以上に、企業の姿勢や社会との関わりが見えてきます。安全性を追求する姿勢、都市の未来を見据えた開発、そして株主への安定した還元。これらは、私たち株主が企業と“つながっている”と感じる大切な要素です。
公共インフラという性質上、日々の生活の中で東京メトロの存在を実感する機会も多く、株主としての誇りや安心感につながっています。
✍️ 貴重価値と安定した配当金を長期的に株式保有する
東京地下鉄株式会社は、安定性と成長性を兼ね備えた魅力的な銘柄です。株主としての視点から、数字だけでなく企業の姿勢や社会的価値、そして、安定した配当金を期待して、長期的に株式を保有したいと思います。
東京メトロ
東京メトロのWebサイト。路線図や運賃、乗車券、定期券、お店、施設といった駅の情報をはじめ、安心への取り組みや企業情報といった東京メトロのさまざまな情報がご覧いただけます。